四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋は、1985年の開通以来私たちの生活にとって欠かせないものとなっています。
この大鳴門橋に、かつて、四国新幹線開通計画があったのをご存じでしょうか?
残念ながら計画は立ち消えになってしまいましたが、そのスペースを利用して、今や徳島を代表する観光スポットとなった「渦の道」が誕生しました。
床の一部がガラスになっており、海上45メートルから迫力満点の渦を見下ろすことができます!一度は訪れたことがあるのでは?
そんな大鳴門橋に、今度は自転車道を整備すると発表があったのが3月ですが、ついに先月、徳島県のホームページにイメージ動画が公開されました。
”大鳴門橋自転車道PV”
徳島県デジタル橋の博物館 https://www.youtube.com/watch?v=dlN6_EzaEPY&t=2s
既存の遊歩道「渦の道」の入り口から車道へと繋がっているようです。
しかも!これまで遊歩道の終点だった展望室からさらに道が整備され、自転車、歩行者ともに淡路島と行き来できるようになります‼
淡路島側では「道の駅うずしお」が自転車道開通にむけてリニューアル工事中。(現在は鳴門岬駐車場にて”うずまちテラス”として営業しています。)
自転車で気軽に淡路島に遊びに行けるのはうれしいですね。
また、サイクリストの聖地として人気を集めるサイクリングロード「アワイチ」は、淡路島を一周できる自然豊かなコースですが、これまで四国側からの行き来が課題でした。
が!大鳴門橋の自転車道が整備されることにより、これが解決されます。
そして既存の瀬戸内しまなみ海道のサイクリングロードから瀬戸内海沿岸が一本につながるため、愛好家の皆さんにとっても最高のニュースですね。
季節や時間帯によっていろんな表情を見せてくれる鳴門海峡を、風を切りながら自転車で駆け抜ける日はもうすぐそこまで来ています。